青い空に揺れる秋桜の花は季節の象徴ですね。
私が選んだのは、ビロードのような濃~いピンク。絵にしたら、秋桜に見えないかも~~!
それでもこの色、好きなのよね。
このところ、秋晴れで、運動会の声もピストルの音も、そして街の雑踏も、空に「届く」ような、音が空に「吸収」されるような感じ。「澄んだ空」という表現を「音」で理解できたような気になりました。
(この歳まで、何度も繰り返し仰いだ「秋の青い空」なのに、ふと感じたそんな気づきに驚いています。)
cosmosとはギリシア語で世界、宇宙、秩序を意味する語。花びらが整然と並ぶ花ゆえの名前だそうです。描く際にもこの特徴、「対性」を意識して花と向かい会いました。
青い空は描けないけど、遠い背景に青い空が見えるように描けたらいいなぁ。
・菊(きく)科。
・学名 Cosmos bipinnatus
Cosmos : コスモス属
bipinnatus : 二回羽状の,再羽状のCosmos は、ギリシャ語で「飾り」の意味。
描き方: 対性であること。 花びらの重なりは色を抜き、最後にフワっとぼかす。 |