2011/04/21

シデコブシ

震災後、初めての教室。先生は嬉しそうに手を握って迎えてくれました。あったかい…。
お仲間は家が無くなったなどはあったようですが、みなさんご無事で何より。いろんなお話を聞くと、命あることに感謝です。

先生がお持ちくださったお菓子などをいただきながら、おしゃべりが続きます。
それにしても、なんて美味しいラス ク。山形のお店「シベール」のその名も「大奮闘」って言います。力をもらった感があり、嬉しくなりました。…そして翌日購入。


今日のモデルは「こぶしの花」。あぁ、春なんだと思う花です。山に行きたいなぁ。
みなさん、お持ち帰りです。おうちで描いてきましょうね。




シデコブシ(幣辛夷/四手拳、学名:Magnolia stellata、シノニム:M. tomentosa )とはモクレン科の植物の一種。
別名ヒメコブシ。
ネコヤナギのような蕾が割れると、可憐な白い花びら。
白は難しいよぉ。時間とともに花が開き変化します。開き始めると、終わるのはあっという間です。




時間の経過とともに開く花を描き加えていったところ、
花が「ぷっつん」になってしまいました。
先生のアドバイスは、ふっと向こうにあるように枝も
描きましょう。

未だ描きかけですが、ん~~ 確かに構成が自然に
なったようです。

フキノトウ

3.11震災後、家の片付けが終わると、ガソリンもなく…、また、原発のニュースなどを見て出歩ことも控えたりして、じっと家で過ごすことが続きました。
幸いに非常食を含め食料はたくさんありましたので、 食べて心休まる…といういうか、あれば手がのびる…というか。「震災太り」しました…。

暖かい日が多くなり、 気がつくと、あらっ、フキノトウ!
震災から1ヶ月、季節は間違いなく春に向かっていました。
被災された方に笑顔が戻るのはいつになるでしょう…。

相変わらず何もできませんが、じっと過ごす中、ポッカリとなった時間に、フキノトウなんかを描いてみました。
ちょっとトウが立ったかな。固かった花がポワポワと広がってきてました。
ボコボコとうねる葉が鮮やかな色で地面の上から「ここよ!」とアピールしてます。